- 歯石の除去は保険がきくのか
保険でメンテナンスを受けるとするならば、基本的に1回の費用は¥1000円以内です。しかし、現実にそのようなメンテナンスを行っているところが少ないのと、保険療養規則の解釈によって取り扱いは一様ではありません。日本の医療保険制度は原則疾病保険であって予防的な処置は保険給付の対象外となっているからです。
法的に歯石の除去を行うことは、「予防」というイメージが抜けきれず、治療としていまだ認められておりません。
よって、歯石除去等のメンテナンスが保険給付内であるのか、ないのかは、歯科医院で違います。「歯が痛い、しみる」や、「歯茎の状態がなんだかおかしい」などと言うと保険適応になるのですが、「どこか悪いところがないか診て下さい」というと保険給付外の扱いになる可能性があります。
- 虫歯の治療後、他に治すところは無いと言われ歯石をとってもらえなかった!
これも1と同じ理由で保険適応外であり、歯石の除去についての必要性を強く感じていない歯科医がまだまだ多いということです。また、歯石に気がついても患者さんが歯石の除去の必要性を感じていないとしたら、また、歯石というものを知らなかったとしたら。無理矢理歯石の除去などを行うと、別に痛くもなんともなかった場所に痛い治療をされるわけです。患者さんが怒るのも珍しくないことです。
歯科医の方が医療に力を注いでいれば、患者さんにきちんと説明をしようと試みるでしょうが、それも個人差があります。自分に合う歯科医を探すのがいいでしょう。
- 歯医者さんによって治療の長さが違う!どうして?
歯医者さんによれば、例えば「虫歯を治してください」と言われたら、そのとおりその指定された虫歯だけの治療をし、虫歯の周りの歯にかかる負担などを考えない人もいます。そういう治療の方が患者さんとも上手くいくと考えているのでしょう。しかしながら、その応急処置のような処置方法だと将来的にすごく不安です。例えば虫歯1本にかける時間が3ヶ月のところと半年のところがあります。一概にどっちがいいとは言えませんが全体的な治療をしてくれる医院の方が結果的にはいい歯の状態になります。
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