中小企業向けシステム請負開発

中小企業のシステム運用方法の問題点

コンピュータシステムを業務へ利用する事はもはや当たり前、パソコンが無ければ仕事にならない時代です。この状況は当然、大企業も中小企業も同じです。
人数やシステムの規模・予算が違うとしても、結果としてシステムの担当者の仕事内容は大企業でも中小企業でも変わりません。
それにも関わらず、現実には多くの中小企業やSOHOではシステム担当者が少なかったり、いなかったりします。
大企業でも支店や営業所、さらに分社化した場合では現場は同じ状況になっています。
厳しい競争の中、変化する業務と進歩するITシステムに対して、担当者のスキル（知識、技術、経験など）がついていかないのが現状だと思います。

その理由の一つとして『予算』が影響しています。
中小企業の場合、大企業に比べ「人」「モノ」「カネ」が不足します。これはある意味どうしようもない問題です。システム全体に関わる問題もこれらに起因していることも多いようです。
ただし『予算』が全て関係しているとは言い切れません。
人員的にも予算的にも余裕がある大企業でも、小さな事業所または支店において同じ状況が発生していたり、また企業体質や担当者における資質の問題で結果的に同様の問題を抱えている場合があります。
特徴として、下記のような問題が挙げられます。

• 01システム担当の人員・人材が少ない、又はいない。
• 02システム予算を軽視する傾向があり、一般的に少ないところが多い。
• 03新しいシステムやプログラムに対して担当者のスキルが追いつかない。
  新しい技術を習得する時間・余裕がない。
• 04システム開発時のスケジュールが全般的に短い。
• 05一つのシステム開発において、プログラム製作、サーバー・ネットワーク管理から個々の社員のパソコンの管理までと受持業務の幅が広い。時として他の部署と兼務している。
• 06ウィルス対策やセキュリティ対策に対して最低限の物を使用する傾向があり、防止策としては不十分。(非常に危険！)

軽く挙げるだけでもこんなにあります。私共SI会社から見ますと、世の中には「本当に大丈夫？」というシステムが多数存在しています。

本当のシステム開発で本当の効果を手に入れる

一時期より景気が改善してきているとはいえ、IT関連の作業は優秀な人材確保が難しく、更には人件費の抑制を行うことが拍車を掛け、IT担当要員の採用も相当大変です。
やはりシステム業務の開発及び改善は業務担当者を立て、作業は我々の様なシステム開発のプロに委ねるのが結果的には安価であり、確実なシステムが作成できます。

しかし、よく調べずに選んだシステム開発会社にまる投げで任せてしまうと、業務にシステムが合わなかったり、システムトラブルが多かったりと、効率化どころかかえって仕事を増やしコストも掛かってしまいます。
良いシステム開発会社をしっかり選んだり、業務に適切なシステムの採用に時間をかけることをしないと、効率的なシステムは構築できないと言えるでしょう。