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最近、いろいろ歯についての情報が出回っています。良かれと思ってやっていたことが実は歯に負担をかけていた、なんてことがあります。気をつけてください。
  1. キシリトールはほんとにいいの?
  2. フッ素はほんとにいいの?
  3. 白くなる歯磨き粉はほんとにいいの?
  4. 口内炎は歯とは関係ない?
  5. 歯医者に行ったら「歯垢は溜まっていません」と言われたのですが?


キシリトールは、歯にとって本当にいいの?
三角有効ですが、食べる事で虫歯が治る訳ではありません!!

最近CMなどで騒がれているキシリトール。キシリトールは乳酸や多糖類を生産せず、また歯垢(プラーク)の中で発酵しないという性質を持っています。虫歯予防に非常に有効な素材ではありますが、それはただ、虫歯になりにくい環境を作るだけであって、フッ化物の応用、正しい食生活、定期的な歯科検診に取って変わるものではありません。正しい歯磨き、フッ素などと一緒に使って、初めて効果を期待できます。

キシリトール入りお菓子を食べていても虫歯が治るわけではありませんが、その中でもキシリトールガムの虫歯予防効果は世界中で認められている事実であり、虫歯予防に有効なものであります。虫歯予防のためにも、試しに普段食べているガムをキシリトールガムにしてみませんか?しかし、食べ過ぎると我々人間もお腹が緩くなる副作用があるので注意が必要です。



フッ素はほんとにいいの?
ほんとうです!積極的にフッ化物を摂取しましょう!

フッ素は非常に虫歯に有効です。フッ素の働きとして

  1. 歯の表面の脱灰を抑制する。
  2. 歯の表面の再石灰化を促進する。
  3. 耐酸性の高いエナメル質(フルオロアパタイト)を形成する。
  4. 虫歯菌の産の産出を抑える。
などで、フッ素(フッ化物)は歯質の強化に必要不可欠なのです。

フッ素は子供から大人、全てを対象に有効で、歯科医院で定期的にフッ化物を塗布してもらったり、過程においてもフッ化物洗口法やフッ素入歯磨剤の使用により、虫歯予防の効果が期待できます。海老、カニ、魚、お茶など海産物や茶葉に多く含まれるので積極的に摂取しましょう。



白い歯になるという歯磨き剤は本当に白くなる?
それは違います!それどころか使いすぎると危険です!

「歯を白くする」というふれこみの高価な歯磨き剤が人気を呼んでいるようですが、必死に磨いてもあまり効果は期待できません。逆にあまり磨きすぎると、歯のエナメル質が減って、その内側の象牙質が露出してきて、象牙質の色である黄色みを帯びた色になってしまうことさえあります。歯磨き剤はあくまで歯の表面の白さを取り戻すだけで、元の歯よりも白くするには、難しいのです。

元の歯より白くするには、漂白剤を使用して、歯の表面から内部に沈着してしまった色素を脱色する方法です。紅茶やコーヒー、赤ワインなどの色の濃い飲み物、そしてたばこなどを長年にわたって摂取していると、歯の表面のエナメル質から内部にまで色素が沈着していき、いくら歯の表面を磨いても落ちなくなってしまいます。このような場合には、漂白剤を使用すると、内部に沈着してしまった色素を取り去ることができ、歯が白くなるのです。



口内炎は歯とは関係ない?
三角どちらとも言えません!

口内炎は口の中が不潔だと出来る可能性はあります。ただし、他にもビタミン不足や疲労、またウイルス性のものもあり、一概に「不衛生だから出来るんだ!」とは言えません。口内炎の中には、癌の前兆であったりするのもあるので、口内炎が短期間で直らない場合は、一度歯科医院で見てもらう事を強くお勧めします。



歯医者さんに行ったら「歯垢は溜まっていません」と言われたのですが?
絶対にありえません!歯科医をかえて再度治療してもらうべきです。

歯垢というものは、日々どんなに注意して手入れをしている専門医であろうとも、3ヶ月もすれば溜まってきます。年齢に比例もしますし、半年に1回は定期検診を兼ねて溜まってしまった歯垢、歯石の除去を行うようにしましょう。歯並びが悪い場合は特に歯と歯のすきまに歯垢がたまりやすくなったりします。歯茎が痛んだりする場合はすでに歯垢がたっぷりへばりついています。ただし、歯医者に行く前に丁寧に歯を磨いていった為に「歯垢は」無くなっていたのかもしれません。歯科医によっては歯石の除去などを積極的に患者に勧めないところもあります。




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