ふりーチケット
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当時は、根っからの白人女好きという事もあり期待に 胸(と股間)を膨らませてニューヨークへ。
Indexで紹介した例の抽選旅行が当たったときの話です。 1991年1月の終わり頃から一週間行きました。ニューヨークのJ.F.K.空港に着き搭乗者が全員当選者というラッキーバスでまずはダウンタウン方面へ。
無料旅行なのに、なんとステイ先はシェラトンホテル。 これから先のバックパック旅行では信じられないぐらいの快適なホテルだったなあ...
このニューヨーク、海外ド素人だった時点(何もしないで、ただ居るだけの状態)でも楽しかった。 間違いなく良い所ですね、ニューヨークって!
この旅行のコースは、 ほぼ全日程フリー行動。まぁ抽選で当たった旅行だし、しょうがないか。今考えると、この時は勿体無い事にどうやって時間をつぶすかと悩んだりもした!
俺って本当バカって言うか常識知らずと言うか・・ 言葉を全く話せないくせに1日だけ気軽に何も考えずに 日帰りでワシントンへ行くことに決めた。きっかけは、俺の持ってたガイドブックが”ニューヨーク・ワシントン”だったから。バスとかで行けるぐらいの感覚だった。
ワシントンに行くために、まずJFKに向かったが空港でワシントンに行くにはニューアーク空港というところへ行かなくてはいけないと言うことを何とか理解する。
ニューアーク空港からシャトル便というヤツで早朝に出発。このルートは なんとマンハッタンの上をきれいに一周していくのだ。 ちょうど円を描く感じでかなりいいですよ。ワシントンにはあっという間に着いた。
さぁここはどうやらワシントンらしい。英語は全然通じない中、怖さ知らずの冒険だった。市内になんとか着いてもスミソニアン博物館とオベリスク以外は何だか解からなかった。結局、町並み拝見って感じで観光どころじゃなかった。 凄い勿体無いね、ほんと。無事予定通り夜にニューヨークへ戻れた。
後の日程はニューヨークで同じ所をグルグル歩き回っただけで特に目立った事はしなかった。今考えるとすっごく勿体無い事したなあ、何しようか暇つぶし考えちゃうんだもん。
その暇潰しの一環で・・・ ある日の夕方、自由の女神に行く事にしたのですが、地図で見ると女神はマンハッタンの南部にあったから取り敢えず南へ向かう。地下鉄とか怖いからなるべく乗らないようにしていたこともあり徒歩で向かう。地図でみてもわからないが マンハッタンは本当でかい。ヘトヘトになりながら何とか一番南の部分に到着。一番南は港みたいになっていて、そこから明らかに女神行きのフェリーが出ている。で、どのフェリーが女神のある島へ行くか分からず 「これかな?」という具合で適当に選んで乗って出発! 女神の有る島に近づいて来て「もうすぐ憧れの場所につくぅ!ニューヨークへ行きたいカー?オー!(ウルトラクイズを彷彿)」 と降りる準備をしたら近くを通っ・・・ているのだがそのまま戻り始めた。どうやら語学力が無いせいで船選びを誤ったらしい・・・ さらに、港に戻り今日の女神行き最終便は 終わったという事を聞く・・・ 実は女神行きを思い立ったのが滞在最終日の昼過ぎだったんですが、翌日は帰国・・ もう見れませーーん!ニューヨークへ行ったら一番見たいのが自由の女神だった俺は1週間もニューヨークでボケーっと出来たのに見に行っていないとは。何とも俺らしい。(笑
最後帰るときにJ.F.K.でバッグを置き引きされてしまった。当時はまだ高かった電子手帳に現金5万円が入った財布等 合計約10万円位相当を盗まれーたー。
おっと、そう言えばここで知らない人の為に言うと、 盗難保険ですが現地の警察の盗難届と、盗まれた物のレシートか買った証拠が必要です。俺は盗難届は郵送で後から送ってもらったけど、レシートとかそういうのは、ちょっと... 結局、泣き寝入りでしたあ。だらしないわねぇ いい加減なカナ君にはいい薬だったかな。
No
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